消費者機構日本(COJ)は、消費者被害の未然防止・拡大防止・集団的被害回復を進めます

お知らせ

★★消費者の皆様への注意喚起情報★★
「包茎手術」では、高額な費用負担に至るケースもあります!!

 包茎手術や同手術を行っているクリニックへの受診にあたっては、事前にその手術内容や費用等を十分に確認した上での慎重な受診等をお勧めします。また、すでに手術を行い、高額な費用負担等に疑問を持たれている方は、最寄りの消費生活センターへの相談をお勧めします。

 なお、独立行政法人国民生活センターでは、「同センターでのADR(裁判外紛争解決手続)<※>の実施状況と結果概要」を公表していますが、その中では、「包茎手術の費用」に関する紛争解決委員会への申請とADR(裁判外紛争解決手続)対応事案もあります。

 また、東京都消費者被害救済委員会でも「包茎手術の費用」に関するトラブルのあっせん解決事案等があります。

 それぞれの事案の中には、「包茎手術を行っているクリニックへの受診や手術の結果、大変高額な費用負担<費用支払いのためにクレジット等契約を手術時に締結した場合には、その手数料支払いも負担に>に至った」というケースも見られます<下記事案を参照ください>。

<※>…ADR(裁判外紛争解決手続)について
 身の回りで起こる様々な紛争について、裁判を起こすのではなく、当事者(消費者と事業者)以外の第三者にかかわってもらいながら解決を図るのが、ADR(裁判外紛争解決手続)です。「裁判だとお金も時間もかかりすぎるが泣き寝入りはしたくない」、「相手と直接交渉していては解決しそうにない」。そんなときは、ADRでの解決を考えてみるのも有効な手段です。このADRは、いくつかの機関・団体で対応されており、独立行政法人国民生活センター公益財団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会<NACS>でも対応してます。